とあるカフェでのワンシーン
「ホットコーヒー1つ」
「こちらから選べます」(コーヒーの産地や特徴の説明がズラリ)
「(よくわからないから)ブレンドで」
「当店はブレンドのご用意がなく、すべてシングルオリジンでご用意しております」
「???」
こんな経験ありませんか?
ブレンドってよく言うけどそもそもブレンドってなに?
コーヒーに詳しくないから注文するのにドキドキしちゃう…
そんなあなたに今回はコーヒーの基本からお伝えします。
コーヒーには、シングルオリジンコーヒーとブレンドコーヒーという2つの種類があります。今回はそれぞれの違いと特徴を紹介します。
CONTENTS
シングルオリジンコーヒー
シングルオリジンコーヒーは、1つの特定の産地や農園から収穫されたコーヒー豆のみを使用して作られるコーヒーです。その特徴や魅力について詳しく見ていきましょう。
1. 産地の特徴
シングルオリジンコーヒーはその名の通り、特定の産地や農園で収穫された豆を使用します。そのため、その地域の気候、標高、土壌などが豆の風味に大きな影響を与えます。
2. 味わいの多様性
各産地や農園の土地や気候条件が異なるため、シングルオリジンコーヒーには多様な味わいがあります。例えば、エチオピアのコーヒーは、フルーティーで芳醇な香りが特徴的ですが、グアテマラのコーヒーは、チョコレートやスパイスの風味が特徴的です。(あくまで一例で、同じ国内でも地域によって味わいは大きく異なります。)
3. 生産者のストーリー
シングルオリジンコーヒーには、特定の農園や生産者のストーリーがあります。その地域の生産者が農薬や化学肥料を最小限に抑えて栽培し、手摘みで収穫するなど、品質を追求する生産者の情熱が豆に反映されます。
4. 一貫した品質
特定の産地や農園から収穫された豆を使用するため、シングルオリジンコーヒーは一貫した品質を持ちます。同じ地域や農園で生産された豆は、風味や香りに一定の特徴があり、カスタマーはその特性を楽しむことができます。
5. 豊富な選択肢
シングルオリジンコーヒーには、世界中の様々な産地や農園から収穫された豆があります。そのため、カスタマーは自分の好みや興味に合ったコーヒーを選ぶことができ、さまざまな風味を楽しむことができます。シングルオリジンコーヒーは、その豊富な味わいや生産者のストーリーなど、多くの魅力を持っています。特定の産地や農園の豆から生まれる独特の風味を楽しむことができるので、カスタマーにとっては魅力的な選択肢となっています。
ブレンドコーヒー
ブレンドコーヒーは、複数の異なる産地や種類のコーヒー豆を組み合わせて作られるコーヒーです。その特徴や魅力について詳しく見ていきましょう。
1. 風味の調和
ブレンドコーヒーは、異なる産地や種類の豆を組み合わせることで、豊かな風味とバランスの良い味わいを実現しています。例えば、一つの豆が持つ酸味を別の豆の甘みで調和させることができます。
2. 一貫性の維持
ブレンドコーヒーは、異なる産地や季節の変化に対応しやすいです。生産者や焙煎士が、一定の風味を維持するためにブレンドの配合を調整することができます。そのため、ブレンドコーヒーは一年中安定した品質を提供することができます。
3. 豊富な選択肢
ブレンドコーヒーには、様々な風味や特性を持つ豆を組み合わせることができます。そのため、コーヒー愛好家は自分の好みやニーズに合ったブレンドを選ぶことができます。例えば、フルーティーな味わいが好きな人は、フルーティーな豆を含むブレンドを選ぶことができます。
4. 価格の柔軟性
ブレンドコーヒーは、単一の産地や農園のコーヒーよりも手頃な価格で提供されることがあります。複数の豆を組み合わせることで、生産者や焙煎士がコストを抑えることができ、カスタマーにとってもリーズナブルな価格で購入することができます。
5. 好みに合ったブレンドの選択
ブレンドコーヒーには、さまざまなブレンドがあります。例えば、モーニングブレンドは朝食にぴったりの爽やかな味わいであり、エスプレッソブレンドは濃厚なコクが特徴です。そのため、好みやシチュエーションに応じて選ぶことができます。
ブレンドコーヒーは、異なる産地や豆を組み合わせることで、豊かな風味とバランスの良い味わいを楽しむことができます。その価格の柔軟性や豊富な選択肢も魅力的ですので、カスタマーにとって人気のある選択肢です。
まとめ
どちらも独自の魅力があり、好みやシチュエーションに応じて選ぶことができます。
皆さんもお好みのコーヒーを選んでみてください。