全国に1,917店舗展開(2024年3月時点)のコーヒーショップ、スターバックス。新作のフラペチーノが販売される度に、LINEニュースやXのトレンドに上がるほど注目を集めています。一度はあの緑色の看板を目にしたことはあるでしょう。
今回は元店員による、スターバックスのオーダー完全攻略ガイドビバレッジ編です。
あまり行かない方にはもちろん、よく通われている方でも「そうだったの!?」という情報盛りだくさんです。
ぜひこのガイドを読んで素敵なスターバックスエクスペリエンスを味わっていただければと思います。
※一般公開された情報を元に記事を作成しております。
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サイズ
まずはじめに、カップのサイズから。
これがややこしい!わかりにくい!
S.M.Lではないことはもうご存知でしょうか。
スターバックスのカップサイズは以下の4種類です。
Short | Tall | Grande | Venti |
---|---|---|---|
ショート | トール | グランデ | ベンティ |
240ml | 350ml | 470ml | 590ml |
8oz | 12oz | 16oz | 20oz |
コーヒー
ドリップコーヒー (HOT) 「One More Coffee」対象
ドリップコーヒー(HOT)は日替わりの豆で提供されます。「BUNN」社のブリューワーで常に提供できるように用意されています。ドリップコーヒーを購入するとその日限定で使用できる、「One More Coffee Ticket」が発行されます。
カフェミスト (HOT) 「One More Coffee」対象
ドリップコーヒーに同量のスチームミルクを加えたビバレッジです。エスプレッソ+ミルクの「ラテ」、ドリップコーヒー+ミルクの「カフェミスト」、同じようで全く違う味わいです。ぜひ飲み比べてみてください。
ドリップコーヒー (ICE) 「One More Coffee」対象
ドリップコーヒー(ICE)はHOTと同じ機械で抽出し、氷で急冷する方法でアイスコーヒーにしています。こちらは週替わりで豆を変えている店舗が多いです。
コールドブリューコーヒー (ICE)
ドリップコーヒー(ICE)が急冷式であるのに対して、こちらは水出し。14時間かけて抽出されたコーヒーは豊かな味わい、スッキリとした飲み心地です。コールドブリューコーヒー専用にロースト、ブレンドされた「コールドブリューブレンド(CBR)」が使用されています。
コーヒープレス (HOT/ICE)
ドリップコーヒーは日替わりのため、コーヒー豆を選ぶことができませんが、コーヒープレスは店舗で取り扱いのある全てのコーヒー豆から選ぶことができます。その日の気分によってぜひコーヒー豆を選んでみてください。抽出器具はフレンチプレスです。ペーパーフィルターを通さず、お湯とコーヒー豆がダイレクトに触れ合うことで、コーヒーオイルがよく溶け出しまろやかな味わいになります。同じコーヒー豆でも抽出方法によって味わいは異なるので、飲み比べてみるのも良いでしょう。
エスプレッソ
「エスプレッソってなに?」という方はまず先にこちらの記事をご参照ください。
エスプレッソ
「スターバックスエスプレッソロースト(ESP)」はキャラメリーかつ力強いナッツ感が特徴です。Solo(シングル)、Doppio(ダブル)から選ぶことができます。
エスプレッソマキアート
エスプレッソに少量のフォームミルクを載せたビバレッジです。
エスプレッソコンパナ
エスプレッソに少量のホイップクリームを載せたビバレッジです。
カフェアメリカーノ (HOT/ICE)
エスプレッソの味をダイレクトに味わいたい方にオススメです。スターバックスエスプレッソロースト(ESP)の味をしっかり楽しむことができます。
ラテ (HOT/ICE)
スターバックスラテ
スターバックスラテはシンプルなミルクを使用したラテ。ベーシックなビバレッジです。エスプレッソと相性の良い独自のスターバックスミルクを使用しています。また日本で初めて注文されたビバレッジでもあります。
北米エリア以外で初の店舗として、1996年8月2日にオープンした「スターバックス コーヒー 銀座松屋通り店」。 オープン当日は、ハワード・シュルツ(スターバックス前CEO)が角を曲がっても続く列の長さに目を丸くしたとか。 ちなみに初めて注文された一杯は「ダブル トール ラテ」。
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2021/abc/
ソイラテ
豆乳を使用したラテ。牛乳が苦手な方でもお楽しみいただけます。豆乳は低カロリーかつ大豆タンパク質や必須アミノ酸が多く含まれており、体をキレイにしてくれます。
アーモンドミルクラテ
アーモンドミルクを使用したラテ。アーモンンドミルクの特徴は4種類の中で1番低カロリー、かつコレステロール値は0です。ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、「天然のサプリメント」と呼ばれるほどです。
オーツミルクラテ
オーツミルクを使用したラテ。クセが少なくスッキリした飲み口のオーツミルクは麦由来の甘味があります。食物繊維が4種類の中で1番多く含まれています。
トリプルエスプレッソラテ Tall Only
名前の通り、エスプレッソが3shot使用されています。通常トールサイズのラテには1shotしか使用されていないので3倍です。エスプレッソのコクをより感じやすくするために、「クラシックシロップ」を1ポンプ使用しています。
ラテよりフォームミルクの量が多く、飲み口がふんわりやわらかです。正直、1番作成が難しいのがカプチーノです。ミルクのクオリティはバリスタによって大きく異なります。ベテランバリスタの熟練の腕を味わうもよし。スチームの腕は次第に上がっていくので、「今しか飲めない」と新人バリスタの貴重な一杯を楽しむのもよし。基本指名することはできないので一期一会です。
カフェモカ (HOT/ICE)
モカシロップを使用したチョコレートドリンクです。ココアとは一味違い、エスプレッソが加わることで、より深みのある甘さを感じることができます。HOTでは上にホイップクリームが乗っており、溶け出すことでより濃厚な味わいになります。
ホワイトモカ (HOT/ICE)
カフェモカのホワイトチョコレートver.です。使用されているホワイトモカシロップはスターバックスで1番甘いシロップです。甘党の方にはぜひ試していただきたいビバレッジ。夏場、疲れた時のICEはゴクゴク飲めちゃいます。
キャラメルマキアート (HOT/ICE)
マキアートとはイタリア語で「染み」という意味です。エスプレッソにミルクを入れると、しみのような跡がつくことから名付けられました。マキアートのフォームミルクの量はラテとカプチーノの間です。キャラメルマキアートに使用されているのは実はキャラメルシロップではなく、バニラシロップ。上にかかっているキャラメルソースは多めがオススメです。
フラペチーノ
コーヒーフラペチーノ
コーヒー、ミルク、氷をブレンドしたシンプルなフラペチーノ。1番甘さ控えめのフラペチーノです。そのままはもちろん、元がシンプルなためカスタマイズの幅が広いです。
キャラメルフラペチーノ
ベースはコーヒーフラペチーノで、キャラメルシロップをブレンド、上にはホイップクリームとキャラメルソースがトッピングされています。
ビバレッジの中に混ぜるのが「シロップ」、上からかけるのが「ソース」です。
キャラメルとチョコレートは「シロップ」も「ソース」もあるので間違えないように注意してください。
バニラクリームフラペチーノ
ミルク、氷、バニラシロップをブレンドしたコーヒーを使用してないフラペチーノです。真っ白な見た目がかわいいです。
抹茶クリームフラペチーノ
ミルク、氷、抹茶パウダー、バニラシロップをブレンドしています。スターバックスの抹茶美味しいんです。
ダークモカチップフラペチーノ
コーヒー、ミルク、ダークパウダー、チョコレートチップをブレンドしています。ちょうど良いチョコレートの甘さと、チョコチップの食感が飲み応え抜群です。
エスプレッソアフォガートフラペチーノ
「アフォガート」とはバニラアイスとエスプレッソ(またはリキュールなど)を使用したイタリアのデザートです。イタリア語では「affogato・溺れた」という意味で、バニラアイスが溺れているかのような様子から名付けられたと言われています。
そんな「アフォガート」をイメージしたビバレッジです。エスプレッソの苦味と、ホワイトモカシロップとミルクがブレンドされたボディの甘さのマリアージュが楽しめます。
Others
ココア (HOT/ICE)
ミルクにチョコレートシロップを溶かした、濃厚ビバレッジです。コーヒーは使用されていません。
メニューには載っていませんが、ホワイトチョコレートレートver.の「ホワイトホットチョコレート」「アイスホワイトチョコ」があります。
ミルク (HOT/ICE)
シンプルに牛乳だけ。もちろん豆乳などミルク変更も可能です。
キャラメルクリーム (HOT/ICE)
キャラメルシロップとミルク、その上にホイップクリームの乗った罪悪感満載のビバレッジです。甘党の方ぜひ。
Kids One Size
12歳以下のお子様用ビバレッジです。サイズはShortです。ホットはお子様でも飲みやすい少しぬるめの温度(Kids温度)で提供されます。
Kids ココア(HOT/ICE)
Kids ミルク(HOT/ICE)
Kids Juice(オレンジ・アップル)
以上がスターバックスのコーヒー・フラペチーノ・Othersのメニュー紹介です。
スターバックスコーヒーと名乗っていますが、実は紅茶も美味しくておすすめです。
この記事では書ききれなかったので、紅茶は次の記事で紹介しています!